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勝って兜の緒を絞めよ

バイク部屋, ブログ ミセス・リビング

いつもお世話になっております。

ミセス・リビングの知名です。

 

会社のホームページの片隅で、趣味のオートバイの事を書かせて貰っていますが、筆が鈍く中々更新出来ずに申し訳ありません。

 

仕事の合間を縫って、少しづつ書いていこうと思いますので、お付き合いの程、宜しくお願い致します。

 

さて、今回は去った2024/10/20(日)に、読谷村ククルサーキットで開催されました、“S-1 GP Okinawa Rd.5 ”のMB-M3クラスへ参戦致しましたのでその模様をお伝えしようと思います。

 

その前に、その前夜と言いますか、2024年の第4戦終了直後から、シリーズ最終戦となる第5戦開幕前までの小話を書きたいと思います。

 

遡る事2ヶ月前の2024/8/4(日)

 

この日、沖縄市のマルチフィールドで行われた第4戦のレースは、前戦までの雨天と異なり快晴の中での開催でした。

 

詳細は別記事に譲りますが、そこで私はチャレンジクラスの直ぐ上のクラスであるM3クラスに初エントリーしましたが、エントリー台数が3台しか無く、格上のM2クラスと総勢14台での混走レースとなりました。

 

第4戦の様子はこちら

 

予選クラス2位、決勝A:クラス優勝、決勝B:クラス2位と、出来過ぎた結果のクラス総合優勝を果たしました。

 

 

そのレース終了後、10月のレースまで2ヶ月期間が空くので、以前から師匠に勧められていた、前後ショックのリバルビング(※1)をこの機会に行う事にしました。

 

(※1)リバルビングとは、簡単に言うと、サスペンションの特性を変化させる事で、今回の場合は、元々モトクロス用の足回りをオンロードに適した特性に変更する事を指します。

 

10月には毎年恒例の大分県に在るSPA直入サーキットで行われるライディングスクールに行くので、GSX-R1000での練習で、レース車両のCRFには乗る時間が無くなるからです。

 

【レース2ヶ月前】

レース終了後、早々に前後ショックを外して、ショックアブソーバーの専門ショップに送りました。

コレの判断が吉と出るか凶と出るか?

 

【レース28日前】

リバルビングに出していたショックアブソーバー一式が到着。

 

【レース16日前】

大分県のSPA直入で楽しむ僕ら。

私:「雨だね〜」

堀:「今日、スリックタイヤしか持って来ていないから走れないよ」

 

山ちゃんの新車のZXー4R。

 

私「これ、ETC?」

山「あらんど〜、こーてーしどー!」

※訳註 ETCの発音「イーティーシー」は、沖縄の方言で「貰い物」の意。

「あらんど〜(違うよ)、こーてーしどー!(買ったものだよ)」

 

【レース17日前】

タイ人と間違われる山ちゃんとミニコント。

 

道の駅で鮎の塩焼きを頬張るR君。

 

風光明媚な観光地で面白Tシャツ着る奴。

 

【レース9日前】

ようやく新しく仕様変更したショックアブソーバーを車体に取り付けし、実に2ヶ月振りに乗る我が愛車CRF150R。

練習場所は次回のレース会場となる、「ククルサーキット」

 

久し振りに乗るCRFは、

“軽過ぎ”“動き過ぎ”“パワーあり過ぎ”で正直言って怖い😱

 

恐怖の三拍子。

 

初めてこのマシンに乗った時を思い出し、コケそうな恐怖心との戦い。

(コリャ、やべーよ)

 

オンロード用に変更した足回りで、タイムを縮めるどころか、寿命が縮んだ。

 

自己ベストには遠く及ばず、1秒落ちの散々なタイム。

(マジやべーじゃん)

 

聞いた事のあるメロディが脳内で流れる。

幸い、平日の走行枠で他に車両が居ない為、速い人に煽られることもなく、落ち着いて練習が出来た。

 

5本目、6本目辺りで自己ベストの0.1秒落ちの所まで回復出来た。

後で数えたら、110周回以上走ってた。

 

ふぅ〜

これで一安心。

 

ところが…

 

【レース1週間前】

「明日、久し振りにツーリングに行こうよ!」

本来で有れば、サーキットで本番に向けて走り込まなきゃいけない。

 

然し、急遽前日に誘われて、山原まで楽しく走って来ちゃった♪ テヘへ

 

CBR3台。

 

3台ともセンターアップなので記念写真。

次回は、センターアップ車両で5台で記念撮影をしようと談笑。

 

同級生のMがGSX-R1000のファイナルを買ったのでパチリ。

 

さ〜て、ククルで練習してるみたいだから、ちょっと覗いて来ようかな〜

 

【レース1週間前・ククルサーキット】

と、気楽な気持ちでツーリング帰りにククルへ到着すると、そこはレース前で殺気立ったレーサー達が。

 

早速会場に辿り着いた僕を見つけて近付いて来る影。

 

「I was 26.6 second!」

(今日26.6秒出したよ!)

満面の笑顔で自慢して来たのは、同じM3クラスに参戦している、GF Racing のノアさん。

 

ほえっ?

あんた、ついこの間まで、ここ28秒台がベストだったよね?

えっ?何?

中年の成長期あるの?

 

【レース6日前】

この日世間は「スポーツの日」。

 

然し、弊社ミセス・リビングは営業。

今日も練習に来るとGF Racingが言っていたので、休憩時間を利用してまたまたククルに偵察に。

 

到着するなり今度は、ノアさんの息子であるアイザック君(15歳・M3クラス)が片言の日本語で、

 

「にじゅうろく、ろく」

 

と、報告しに来やがる。

やばいじゃねーかよ!

 

俺はなんで昨日呑気にツーリングなんか行ってんだよっ!

なんで今日仕事してんだよっ!

 

これまで、一緒に仲良く練習してきたレース仲間の成長に嬉しい反面、自分の不甲斐なさに複雑な心境。

 

こうなりゃ、今週金曜日の練習で追いつくしかない。

 

【レース2日前】

この日は仕事が休み。

2日後のレースに向けて最終調整。

 

だが然し。

タイムは伸びず。

ジタバタしても仕方が無い。

 

…レース当日はプランBで行くか。

 

【レース前日】

ククルのグループLINEにて、まさかのノア親子が予約を入れた。

前日は普通練習しないよ〜?

 

追い込むにも程がある。

ノアさんよ、あーた、50代何だから無理しちゃダメよ?

この日は、もう彼等の練習は観に行かなかった。

行ったら精神的に悪いだけ。

 

そんな土曜夜、1通のメッセージが送られて来た。

“We are ready to do battle”

(我々は戦う準備は出来ている)

 

ぎゃー😱😱

宣戦布告よー

PART 2へ続く。

S-1GP沖縄2024 開幕戦 観てきたよ その①

日本一人口の多い村読谷村の不動産会社ミセス・リビングのバイク大好き知名です。

 

前回、「バイク日記始めました」と言った手前、今回は連続で投稿します。

 

2024/2/11(日)に、読谷村にある”ククルサーキット”へS-1GP Okinawa 開幕戦2024を観戦しに行ってきました。

(参考:S-1GPとは?

 

実は、うちの事務所からもほんの数分車を走らせれば到着するぐらい、至近距離にあるのですが、ミニバイクレースを観戦するのはこれが初めてなんです。

 

今回、知合いのご紹介でミニバイクレースを参戦されているアメリカ人に会うのと、これまた偶然なのですが、沖縄カートランドの新地さんがエントリーシートに名前が載っているのをみて、これは絶対に応援に行かなきゃ!となった次第です。

 

【会場の様子】

 

トモさんとアメリカ人Team「GF RACING」のEvaさん。

 

ツーリング仲間のかつさんも応援に。

 

 

さて、早速会場でレース前の新地さんを発見。

リラックスしている様に見えます。

元全日本ロード選手権のライダーです。

GP250というクラスでは、あの中野 真矢さん、加藤 大治郎さん、加賀山 就臣さん達とバトルしてた人です。

[1998 全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦]

 

ホンマモンの元プロレーサーです。

 

こんな人が、一般人も気楽に参加できるミニバイクレースに出場していて、一緒に走れるって凄くないですか?

 

ただ、一緒に走れるのは、最速クラスの人だけですけどね 😆 

面白いですよね~。

 

レース本番前。

レーシングスーツに身を包んで、先程前のリラックスムードから一変、緊張感が漂います。

 

流石の予選1番手。

安心と信頼の実績。

 

決勝A(1レース目)スタート

 

なんと、1番手スタートでしたが、ホールショットを奪われちゃいました。

然し、最終コーナー手前でその選手が転倒。

新地さんトップ、赤嶺さん2番手。

 

一緒にカートランドや、大分県のSPA直入で新地さんと一緒に走った事があるので、その速さは知ってはいましたが、他の出場選手もめちゃくちゃ速い人達が出ていて、その中でも赤嶺さん(元全日本スーパーモトオープンクラスチャンピオン)が出ているので、簡単ではないと思っていました。

 

ベストラップを見ると、2位の赤嶺さんが25.070と新地さんを0.004秒上回っていましたので、1ミスで簡単にひっくり返るレース展開でした。

本当に1/1000秒を争っていました。

 

参照:全日本選手権歴代チャンピオンリスト

 

午後には、レース2ですが、レース1の順位を逆にして、トップが最後尾に付いてスタートするリバースグリッド方式。

 

流石に、全員25秒台で周回する速い人ばかりのクラスなので、他のクラスと違い順位は入れ替わりなし。

グリッド順(スタートする時の並び順)でそのままゴール。

 

MB-Moto1表彰式。

 

レベル高ぇ~!!

かっこえぇ~!!!

 

もう、私、興奮マックスですよ。

 

えっ、ミニバイクレースってこんなに面白いの?

去年の10月に世界最高峰の二輪レースである、Moto GP観てきたけど、同じぐらい面白いかも!?

Moto GPは、世界最高峰のライダーとマシンが出場しているのですが、観客席とライダーが遠いので、至近距離で観れるS-1の方がその点では面白いです。

 

ククルサーキットって、本来はカートコースなので、短くてコーナーが多いコース。

カートかミニバイクでしか走れないので、私は走った事は無いのですが、観ていて尋常じゃないスピードで走っているのは判ります。

 

流石にMB-1 Moto1クラスという、ミッション車の最速クラスなので、全員速い。

全員25秒台で周回してます。

 

こ、これは!

 

沼る!!・・・

 

続く。

バイク日記始めました

みなさんこんにちは。

ミセス・リビング株式会社 代表取り締まられ役の知名です。

 

実は私・・・

 

こうみえて・・・

 

バイクLOVEな人間なんです。💕

 

 

友人達は勿論知っているのですが、お客様でご存知の方は多くなく、これまで、仕事関係ではあまり公言していなかったのです。

 

と言うのも、「バイクが好き」って言うと、世間では余り良いイメージが無くないですか?

暴走族やスピード狂のイメージがあって、

 

バイク交わるな危険!

 

なんて、思われているのを感じておりまして、隠してた訳では無いのですが、公言もしてなかったというのが正直な所です。

 

ところが、つい先日、営業会議の中で、うちのWebページや、SNSについてなんとなく、ぱっとしないなぁと思い、

 

「仕事の話ばかりでも固いので、金城さん、趣味の釣りやカヤックのブログを書いてみない?」

 

と提案したのです。

 

そうしたらですよ、

 

「社長がバイクの話を書いたら良いんじゃないですか?」

 

と予想していなかったカウンターパンチを貰いました。

 

それもそうだな。

 

人に強いる前に、経営者たるもの、率先して・・・

 

なーんて、高尚な事を思いながら、10代から大好きな、趣味のバイクについて書いてもいいのではないか?

と思い、うちのスタッフとも話合った結果、本コーナーを設けることになりました!

 

パチパチパチパチ!

 

前置きが非常に長くなりましたので、今回はこの辺で。

次回(あるのか?)乞うご期待。