2025/1/19(日)に伊計島サーキットで行われたミニバイクレースに参加してきました。
先ずは、18(土)に予選が行われたのですが、朝7時に現地入りし、8時までにテントやバイクなどの準備、ウォーマーの準備などを終えなければいけないハードスケジュール。
伊計島までは自宅から約1時間。
会場に早くついても、ホテル側に迷惑が掛かる為、現地で待つことは主催者から厳禁指令が出ていましたので、一番近いコンビニで一緒に参加するメンバーと待ち合わせ。
東京からジムカーナ界のレジェンドがいらっしゃる為、前日に待ち合わせ場所の位置情報をグループラインに送り、私は約束よりも早い6:10には待ち合わせ場所に到着。
皆同じ事を考えた様で、コンビニには、レース関係者でいっぱい。
駐車場だけ使う訳にもいかないので、ここで朝食と温かいコーヒーを注文し外に出たところで、作田さんがレンタカーで登場。
ご挨拶をし、ほかのレース参加者にもご挨拶がてら作田さんをご紹介しつつ、和やかな談笑。
コンビニからレース会場までは、20分程かかるのだが、約束の時間になっても、Mが来ない。
と思っていたら、LINEが。
なんと、東京から来た人はちゃんと位置情報確認して辿り着けているのに、地元のMがまさかの、全然違うコンビニにいることが判明。
然も、待ち合わせ時刻過ぎてんだから、電話すればいいものを、LINEで連絡してくるあたり流石です。
改めて、待ち合わせ場所を再送し、すぐに向かうとのことで、待ち合わせ場所に残っている他の参加者達と再び談笑タイム。
・・・来ない。
待てど暮らせど来ない。
一体どこに居るんだ?
結局約束より20分以上遅れて到着。
第一声が
「なぜか、向こうのコンビニに居たんですよね・・・」
とのこと。
彼はきっと宇宙人に誘拐されて、記憶を消されたんだと解釈し急いで会場へ。
会場へ到着すると、もう、みなさん到着しており、場所取りは私たちが一番最後。
なんと、平地は全部取られていて、斜面に車を乗りあげて斜めに駐車。
そこからテントを張り、テーブルを出し、バイクを下してとパタパタ。
8時には待ったなしでブリーフィングが始まっているのですが、そこにも遅れてしまい、前半の説明を聞き漏らす。
ブリーフィングが終わり、自パドックに戻ったところで、バイクの暖気の為にエンジンを掛けたところ、ほかの参加者が、8:30からだよと教えてくれ、慌ててエンジンストップ。
遅刻したことで、パドックも端っこになり、大事な説明も聞き洩らし、エンジン音でご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
いい勉強になりました。
さて、肝心の予選ですが、午後から開始される予定で、午前中は各クラス10分づつの練習時間が設けられていました。
私は事前テスト走行で2回走行したのでコースはばっちり頭に入っていますが、作田さんとMは、初走行。
幸いMは、SP-12クラスとMB-RクラスのWエントリーなので、連続20分の練習時間。
作田さんと私は10分づつ。
練習走行が始まる前に、私を心配して仲村さんがパドックに来て、
「練習走行は、レースじゃないから、バトルはしないこと。」
「自分の体調やコース、マシンの様子を見る為のものだから、他の走行車にひっぱられないように」
とのアドバイスをいただく。
先日のテスト走行で、走行ラインのアドバイスを頂いているにも関わらず、ライバルが目の前に現れると、熱くなってバトルしてしまい、練習にならなかったので、それを踏まえてのありがたいアドバイスでした。
公式練習前の一コマ。
この日はウチとアウトバンさんの合同チーム。
案の定、レースではバチバチにこちらを意識している、I君がピットレーンに来るなり、私の傍に来て、私より先にコースインする為にいまかいまかと鼻息が荒い。
彼を先に行かせ、ある程度車間距離が開いた状態で、練習。
足周りも、スプロケも事前テストで決めている。
異常もないし、タイヤも新品。
然し、ポンダー付いているにも関わらず、公式タイムが拾えず。
タイムが判らないまま公式練習は終了。
同じカテゴリでグループBの作田さんは、幸いポンダーで公式タイムが拾えました。
流石の1番手タイム。
初走行なのに、37.162と私のベストより2秒速い。
流石、ジムカーナ界のレジェンド。
直ぐ後ろに稲福選手、TJ選手、親川くうり選手と続く。
さて、午前の公式練習を終え、午後の予選。
普段なら一緒に走る事が無い上級クラスの方々が大勢いる中、予選はレース並みにグリッドスタートで始まる。
通常の予選はタイムアタックなのだが、今回はうるま市長杯ということもあってか、本番さながらのリハーサルを兼ねてのレース形式となった模様。
スタート時に自分の前にいるライダーより、私のペースが良いのだが、直ぐに抜くことが出来ず、抜きあぐねている内に何週も後ろについた状態でタイムが出せない。
※この時までは、予選の順位が決勝に影響すると思っていたのだが、実はそうではなく、順位は関係なく、純粋にタイムで決勝のクラスとタイムを振り分けていたことが翌朝の予選発表時に判るが後の祭り。
ようやく抜いたと思ったらトップ2台が我々の直ぐ後ろにおり、予選なのにブルーフラッグが出て、道を譲る羽目に。
予選Aグループ結果、私は7位、39.240s。
流石は、元全日本モタードチャンピオンの赤嶺さん、36.29秒。
続く、なーおー選手もめちゃ速い36.37秒。
その差わずか0.08秒。
トップの赤嶺選手と私のタイムは約3秒差。
勝負にならない。
続いて予選Bグループ。
予選グリッドが申し込み順の為、後ろに並んでいた県外遠征組のNo.5作田さんと、No.33の徳永さんがグングン前に出ていき、この2台がレースさながらのデッドヒートを繰り広げる。
「おもしれ~!!」
観るのに夢中になり、動画を撮り忘れたのが最大のミス。
予選にも関わらず、同じKX112で、決勝さながらの抜きつ抜かれつつが観れて非常に面白かった。
予選が終わり、お互いの健闘を称え固い握手をする両選手。
カメラに向かってチーズ。
MB-M グループBの結果は上記の通り。
ぶん太=作田さんです。
二人とも36秒台に入っている。
これで、土曜日の予選終了。
夜は、伊計島のホテルで会食。
なにせ、ミニバイクだけで、約100台のエントリーで、更にレーシングカートの選手や家族も含めると、非常に大人数のパーティ。
元MotoGPライダーの高橋 裕紀選手ともお会いできました。
ここで、記念撮影でもしとけば良かったと後悔。
明日がレース本番なのと、我々は島から30分程のところに宿をとっているため、初日は早々に帰路につきました。
翌日1/19(日)
キッチンカーも入り、昨日よりも人出が多い。
司会のひーぷーさんも会場入りし、レース前にも関わず軽快なトークで会場を盛り上げていました。
予選ABグループ合わせて、36秒台は彼等4名。
タイム順により、これでエキスパートクラスとノービスクラスのクラス分けが朝に発表されていました。
〇エキスパートクラス
私達チームのぶん太選手は4番グリッド。
〇ノービスクラス
そして、私はノービスクラスで3番グリッド。
エキスパートクラス入りを目標にしていたので、ここで目標達成ならずでしたが、
然し、ノービスとは言え、フロントローは気持ちが良いのもまた事実。
目標は勿論、優勝
然し、予想に反して、エキスパートに行く予想だったEver選手がこちらの5番グリッドに居る。
シリーズ戦では、ククルとマルチフィールドどちらも私より速い人なのと、去年も伊計島のこのレースに出場しているので、少々意外な結果。
(おめーはエキスパートやろがい!)
と思いつつ、
(優勝する為に手を抜いてノービスに来たのか?)
などと勘繰ってしまう。
まぁいい。
どうせシリーズ戦では同じクラスで戦うのだし、ここで俺が優勝すれば弾みがつくじゃん♪
話変わって、エキスパートクラス入りした、10番グリッドのジミー選手は、昨年10月のククルの最終戦から参戦開始したルーキー。
去年は、私やM3 クラスに参戦している選手が勝ちましたが、僅か3か月であっという間に、速くなっていて、びっくりしました。
本人に話を聞いたところ、
「誰よりも練習しています。週3回、8の字練習しています」
とのこと。
それにしても、私も結構練習している方だと思っていたのですが、上には上が居るもんですね。
練習に練習を重ねた人が当たり前のように速くなっていきますね。
練習量だけは人に負けないと思っていましたが、負けてました。
見習おうと思います。
そして、迎えた午後の決勝は大雨。
めっちゃ大雨。
路面びしゃびしゃ。
水溜まりが3か所程出来ている。
「こんなんで走るの?やだ。」
本気で棄権しようかなぁと頭を過るが、
作田さんの
「折角ここまで来たのだから、私は出ますよ」
の一言で覚悟を決める。
幸い私は、晴れのレースでもレインタイヤ、レインスーツを準備しているので、慌てず交換。
他の二人はスプリントレース初なので、朝会場に向かう前に、沖縄カートランドの新地さんに助けを求め、レインタイヤを確保。
Mは、会場にいたチームウイリーの稲福選手のスペアタイヤを貸していただき、無事にレインタイヤでレースに臨めます。
新地さん、稲福さん、タイヤ交換していただいた仲村さんありがとうございました。
レース直前の様子。雨が酷い。
そして、決勝レースはと言うと・・・
結構な雨でしたので、10台中4台が棄権、6台でのレースとなりました。
スタートは上手く出来たのですが、なんと予選1位の人が棄権したため、4番グリッドのEVA選手ががら空きになった外側からホールショットを奪い先行。
私は2番手で後を追いましたが、最終コーナーの侵入でリアタイヤが滑って転び掛けたので、ペースを落として、抜かれても良いから無転倒で完走することに目標を変更。
スタート直後は、これ位の差。
コーナーで滑って、日和ってしまいスローダウン。
そうしたら、3番手の前川選手が猛烈な勢いでどんどん迫ってくる。
3位の前川選手が猛烈な勢いで追いついてきましたが、なんとか抜かれずに2位でフィニッシュ出来ました。
レース直後かな?直前かな?の一枚。
準優勝の盾とトロフィ。
1月19日は私の誕生日なので、いい誕生日を迎えました。(^^♪
昨年6月にチャレンジクラスでデビュー優勝。(表彰無し)
8月にM3クラス第4戦優勝。
最終戦は準優勝。
12月の耐久レースも準優勝。
そして、今回の伊計島も準優勝。
次回2/9(日)のククルサーキットが今年の開幕戦となりますので、そこでは久し振りに優勝目指して頑張ります。
ぶん太こと、作田さんの伊計島レース参戦記はこちら。
https://ssbfactory.seesaa.net/article/509251120.html?
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